Saturday, July 12, 2014

Seedsについて


看護士の山本さんが、シードについて、わかりやすくまとめてくれました。
病院の待合室に置いてあります。
ご覧ください。
 
飼い鳥の食餌には大きく分けて、ペレット(犬猫でいう、ドックフード、キャットフードと同じで、自然の食べ物を加工して作られたもの)と、シード(皮付きの餌、混合餌ともいいます)に分かれます。
 
スタンダードな皮付きの餌にはアワ、ヒエ、キビ、カナリーシードが混合されており、他にエンバク(オーツ麦)、ソバの実、オーチャードグラス、アマニなども含まれていることもあります。
 
皮付餌として販売されているものの中には、ヒマワリ、麻の実、エゴマ、ナタネなど、油脂が豊富に含まれているシードが含まれているものが多くみられます。
こうした油脂を多量に含むシードを常に食べていると、脂肪肝や動脈硬化といった、代謝性疾患(メタボリックシンドローム)になる可能性があります。
インコの餌と書いていても、上記の油脂をたくさん含むシードが入っていた場合、お家の子に会わない場合もありますので、注意が必要です。
 
シードには体に必要なヨードが殆ど含まれていません。
ヨードが不足すると、甲状腺機能低下症、甲状腺腫などの病気になる可能性もあります。
シードが主食になっている場合は、サプリメントを与えたほうが良いでしょう。
 
詳しいことは、ご来院時に、病院においてあるノート、あるいはスタッフまでご遠慮なくお尋ねください。